スタッフ

監督:三宅流 (みやけ・ながる)

1974年生。多摩美術大学卒業。
在学中より身体性を追求した実験映画を制作、国内外の映画祭に参加。

その後はドキュメンタリー映画『面打 men-uchi』『朱鷺島-創作能「トキ」の誕生』『究竟の地-岩崎鬼剣舞の一年』を製作、伝統芸能とそれが息づくコミュニティ、表現におけるコミュニケーションと身体のあり様を描き続けてきた。

『躍る旅人-能楽師・津村禮次郎の肖像』は、これまでの「身体」「伝統芸能」「コミュニケーション」といったテーマの集大成ともいえる作品となった。

公式サイト→ http://www.nagaru-miyake.com/

1998年 『白日』 モントリオール映画祭招待作品
2006年 『面打 men‐uchi』 ゆふいん記録・文化映画祭松川賞
2010年 『朱鷺島-創作能「トキ」の誕生 – 』
2012年 『究竟の地 – 岩崎鬼剣舞の一年』 山形国際ドキュメンタリー映画祭招待作品

 

音楽:石田 匡志 (いしだ・まさし)

1979年生まれ 。東京藝術大学音楽学部卒業。
鹿児島大学教育学部准教授。

2008年「古今同源 新楽共創 日越友好合作現代音楽祭inベトナム・ハノイ」にて弦楽四重奏曲作品「断章」が初演される。
2009年「第31回日本の音楽展」にてオペラ作品『天障院嘆願図』が初演される。
2010年 第5回東アジア国際現代音楽コンクールにてピアノ独奏曲「極東バラード」が第2位受賞。
2011年 第46回MBCユースオーケストラ定期演奏会にてオーケストラ作品「祝典行進曲第2番」が初演される。

 

整音:種子田郷 (たねだ・ごう)

音楽家。プロデューサー。
音響開発・技術者のTaguchi等との共同作業を重ね、独自の音響表現を確立。

リアルでジオグラフィカルなサウンドプロジェクションは、「存在感のある音」(NYtimes)、「水墨画のような濃淡を描く電子音」(舞踊評論家・石井達朗)と評される。ダンサー・森山開次、能楽師・津村禮次郎、舞踏家・室伏鴻、俳優・美加理、シンガー・さとうじゅんこ等共演多数。

CD『vision in black』、『sketch 2006』等をリリース。

 

プロデューサー:加瀬修一 (かせ・しゅういち)

1973年生。舞台芸術学院演劇部本科卒業。

様々な職業を経て、2011年よりcontrail (コントレイル)の屋号で映画宣伝を開始。

現在ではインディペンデント映画の上映企画・宣伝を中心に、ドキュメンタリー映画や舞台の制作まで幅広く活動をしている。

 

躍る旅人

 

監督・撮影・編集:三宅流
出演:津村禮次郎、小㞍健太、酒井はな、森山開次、平原慎太郎、小野寺修二、Ni Wayan Sekariani ほか
音楽:石田匡志
整音:種子田郷
撮影協力:与那覇政之
編集助手・予告編:上原拓治
タイトル・クレジットデザイン:成瀬慧
制作助手・英語字幕:細谷由依子
写真提供:森田拾史郎、桜沢哲夫
宣伝美術:成瀬慧
協力:緑泉会 スタジオ・アーキタンツ オフィス・ルウ カンパニー・デラシネラ 佐渡観光協会 小金井薪能実行委員会 一橋観世会 セルリアンタワー・能楽堂 国立能楽堂 喜多六平太記念能楽堂 せんだい演劇工房10-BOX 高橋泰裕 利尻麒麟獅子舞保存会 小池博史ブリッジプロジェクト 熊野本宮大社 熊野鬼城太鼓 古澤巌 石田一志 ふじたあさや
プロデューサー:加瀬修一、田村昌裕
製作:究竟フィルム KUKKYO FILMS、contrail、株式会社アースゲート
助成:文化庁文化芸術振興費補助金
配給:究竟フィルム KUKKYO FILMS 配給協力・宣伝:contrail
HD/110分/カラー/2015年/日本 ©究竟フィルム KUKKYO FILMS